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ベルリン放送交響楽団   第1ヴァイオリン奏者   矢袋美沙


by uhland
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ブレーメン

時間が出来たので、ブレーメンまで日帰り旅行に行ってきました!
『ブレーメン音楽隊』で有名なこの町。とってもかわいい印象でした。
まずは着いたブレーメン中央駅。立派なレンガ造りの駅です。
ブレーメン_f0155216_7375865.jpg
駅から歩いて10分くらい。 あっという間に町の中心、市庁舎前の広場に到着。
ブレーメン_f0155216_7435351.jpg
この市庁舎の地下にはワインケラーがあって、美味しい白ワインが飲めるそうな。。。   でも今回はちょっと見送り。そこからベットヒャー通りがあって、入って行くとレンガ造りな小道になってる。
ブレーメン_f0155216_7495528.jpg
わずか100−200mくらいの小道だったけど、カワイイ小物やガラス細工なんかのお店があって、寄り道には最高!
そのあと、一番行きたかったシュノーア地区へ足を延ばしました。
ブレーメン_f0155216_7544529.jpg

ここはブレーメンの旧市街だそうで、15世紀くらいからの建物が細い道沿いに並んでいて、
カラフルな色でとってもかわいかった!!
細い小道が何本も延びていて、身体を横にしながら(笑)入って行くと、そこにオシャレなレストランが開けていたり、紅茶屋さんがあったり、ギャラリーがあったり、、、ワクワクが止まりません☆

夜はきっと光が灯って、更に雰囲気がいいんだろうなあ。。。




ここで、なんともいい雰囲気のカフェを発見!飲んだホットチョコレートは格別でした!
ブレーメン_f0155216_803518.jpg
そんなに広くないカフェだけど、内装がアンティークで揃えてあって、16世紀から時間が止まっているかのようなステキな雰囲気。タイムスリップしたみたいに優雅ないい気分でした♡このカフェは必ずまた訪れたいなあ。。。

短い時間だったけど、散策には最高なかわいい町”ブレーメン”を楽しんだ数時間でした。
明日からのお仕事、また頑張ろう!
ブレーメン_f0155216_84367.jpg


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# by uhland | 2010-03-22 21:30 | 日々の生活

我が家に

我が家に_f0155216_2053836.jpg

朝8時。
我が家にピアノが来ました!

大きな男の人3人がかりで、我が家の音楽ルームに運び込まれました。
ピアノが来て、旦那さんもとっても嬉しそう。

将来はグランドピアノが置けるといいなあ。。。それで、仲間が集まってアンサンブルする。。。自宅でのホームコンサート。
夢です☆

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# by uhland | 2010-03-20 20:12 | 日々の生活

突然の

午後にお日さまが出たと思ったら、その直後に突然の大雪。
道ばたの車もあっという間に真っ白に染まってました。
やっと暖かくなりつつあるかな、、と思ってた矢先の大雪。  普通なら雪が降って嬉しいけど、今年に限っては、もう雪はいいよ、、と思っちゃった。(笑)


昨日は、久々にイヤな感情を覚えました。
ドイツ人特有の「理詰め攻撃」。職場での出来事。
オケとは言え、会社という組織だから仕方ないにしろ、話のポイントの噛み合ない上に、
どう考えてもおかしな話を変な理屈で組み立てて、いかにも私の考えがおかしいかの様に追いつめてくる。。。あ〜こうなると何を言っても通じない頑固なドイツ人。
話は平行線のまま。しかもそれを理詰めで返せるほどのドイツ語力をもたない私。。。
イヤなストレスだけ覚えてしまいました。(苦笑)

フト時計を見れば夜の7時。
そういえば今日はヤンソンス(指揮)が振るベルリンフィルの演奏会の最終日だったはず。。
今から行けば間に合うかな?  思い立ったその瞬間、コートを着て会場へ向かいました。
もちろんチケットは持ってないし、既に売り切れなのも分かってたけど。
キャンセルのチケットが出るかもしれない。。。
久々のストレスな感情に後押しされての、突然の行動。(^^;)
コンサートが聴ける保証はどこにもなかったけど。

フィルハーモニーの会場に着いたのは開演10分前。 もちろんチケットは完売。
それでもチケット売り場の窓口のおばさんに問い合わせてみました。
「110ユーロの席なら2枚戻ってきたわよ。」
ふーむ。。。日本円で1万5千円以上。。。高いなあ、、。
迷ってたら、「あっ、たった今、キャンセルの席が出たわ。30ユーロ。」
なんてラッキーな!!!即決で購入しチケットを手に入れることができました。
突然の_f0155216_903847.jpg
ヤンソンスの指揮は本当に素敵でした。雄大でかっこ良かったです!
バイエルン放送響合唱団も、ヴェルディのレクイエムの内容と見事にマッチした柔らかくて時にはワイルドな、人間的な歌声でした。ベルリンフィルも出だしの音から、鳥肌が立つほどの音色で、ゾクゾクして聞き入りました。 
心が浄化されたいいコンサートでした。
人生、イヤなこともあれば、いいこともあるものです。うまく出来てるんですね。

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# by uhland | 2010-03-14 11:18 | コンサート

エマーソン弦楽四重奏団

先日、エマーソン弦楽四重奏団を聞いてきました。
ベルリンにはなかなかツアーにこないらしく、聞き逃すまいとのお客さんが集まり、
当日フィルハーモニーの小ホールはほとんど満席。
カルテットで活躍してる演奏家や、顔見知りの音楽家がこぞって聞きに来てました。

プログラムはドヴォルザークのZypressen と、ヤナーチェクの弦楽四重奏曲2曲。
前半に第1番「クロイツェルソナタ」、そして後半には有名な第2番の「内緒の手紙」。
実は私はこの曲をライブで聞いたのも初めてでした。
前半はあんまりパッとしないなあ、と思ったものの、後半に入ったら前半とは比べ物にならないほどの素晴らしい演奏。あっという間にヤナーチェクの曲に引き込まれていきました。
このプログラミングでこれだけ聞かせられるのはスゴイと思いました。
弦楽四重奏の黄金時代を築いたさすがの貫禄。いい演奏聴いたなあ。


エマーソン弦楽四重奏団_f0155216_6385297.jpg3月はもう半ばに入ろうとしてるのに、ベルリンはまだ寒い毎日。
やっとマイナスの世界からは解放されつつあるけど、  2−3日後にはまた雪がちらつくそうな。。。     お散歩に行った湖も、まだ 一面凍ったままでした。

今年のとっても寒かった冬の思い出に写真を一枚。

流氷?(^^;) フリードリヒ駅前の橋の上からの眺めです。
春が早く来ますように〜

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# by uhland | 2010-03-10 22:53 | コンサート

至福の時 on stage

コンサートを終えて帰ってきました。今日はブラームスの夕べ。
ヴィヴィアン・ハーグナーによるヴァイオリン協奏曲と交響曲第1番。
至福の時 on stage_f0155216_7545974.jpg
          (コンツェルトハウス大ホール)
完売御礼の満席。3回の上の席までお客さんで埋め尽くされていました。
ヴィヴィアン・ハーグナーは、きれいな音で魅了していました。特に2楽章の夢見るようなメロディーが本当に素敵でした。

後半の交響曲1番がすごかった!
リハーサルからかなりいい響きがしていて、ああ、これはいいコンサートになるな、と感じていたんだけど、今日の舞台上での演奏は本当に素晴らしかった!
オケの団員一人ひとりが、まるで国家を歌うかの様に自然に、自分たちの曲だというように演奏する。 細胞の奥の奥までブラームスの音楽が浸透しているかのよう。。。
そしてヤノフスキー氏の作り出すゆったりとした、流れ出す大河のような音楽作りが見事なまでに融合し、オケは太くて豊かな、そして温かいいぶし銀のような響きがしていました。
ドイツのオケならではの”ドイツの伝統ある音”そんな響きでした。
4楽章のメロディーでは、大地が芽吹くような温かい喜びに満ちたものを感じました。
ドイツのオケで弾く喜び。ステージ上の至福の時間でした☆
お客さんもオケも、そして指揮のヤノフスキー氏も、みんなが幸せに満たされた空間でした。

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# by uhland | 2010-03-06 23:47 | オーケストラ